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恩師とミニコンサート

【information】

<コンサート>

カズン ディナーしよう!ライブ2018@新国立劇場マエストロ
・日時:2018年12月1日(土)
・開場:18時00分
・ディナータイム:18時30分~
・開演:19時30分~
・会場:新国立劇場マエストロ
・料金 先行特別予約19,000円
(高校生以下14,000円)
・住所:渋谷区本町1-1-1
  "新国立劇場3F restaurant Maestro
  京王新線初台駅中央口下車
  「新国立劇場」方面出口~徒歩1分
お申し込み受け付け中!

以上詳細
カズン公式ウェブサイト


秋もすっかり深まってまいりました。

今週の日曜日は、96歳のピアノの恩師、
(女性の年齢を書いてしまっては失礼なんだけど)
金本先生と、ミニコンサートをしてまいりました。

先生と共演するのは、ここ数年で、3回目?でしょうか。

このブログには、何度も登場してますが、
金本先生は、私の小学校時代のピアノの先生で、
私を歌の道に導いてくれた恩師です。

埼玉県の狭山市で育った私ですが、
ピアノの発表会は、先生の思いもあって、毎年、
杉並公会堂で行ってました。

一年に一回、狭山から杉並まで行って発表会をするのですから
あの時代、大変でした。

そして、その発表会は、第一部は生徒たちのピアノ演奏でしたが、
第二部は、オペレッタをしたり、ダンスをしたり……

私はそのオペレッタで主役を演じさせてもらっていたのでした。
確か先生のオリジナル作品

そんな中、東映児童研修所(劇団)に入ることを勧めてくれたのも
金本先生でした。
おかげで、小学校の頃は、CMソングのコーラスをしたり、
子ども番組に出演したりしていたっけ。

ま、その話はさておき、

中学生になると、背を伸ばしたい一心で、よせばいいのにバスケ部に入部し
ほとんどピアノに行かなくなりました。
バスケ部で根性だけはついたかもしれないけれど
万年ベンチを温めて、背も伸びず、でした(泣)

そして、高校に入る前に、とうとうピアノはやめてしまいました。

大学生になったくらいかな~。
先生が家に訪ねて来てくれて
『光が丘に引っ越すことになったの』と言われたのを最後に、ずーーっと、ずーーーっと、
実に、数十年、お会いしてませんでした。

そんな先生と再会したのは、今から8年前の2010年。

その時のブログがあります。
のしあがらないと

本当に感動の再会でした。

それから先生は、岩崎良美さんとカズンの「七色音色」にいらしてくださったり、
また、3年前には、「カズンと歌おう!」にも、キラリ富士見までいらしてくださったのです。

再会時は88歳だった先生も、今は96歳。

最近はすっかり元気がない、と、先生が入居されている施設の館長さんからも
聞いていて、心配していました。

先生が元気がなかったら、今回は私がピアノを弾こうと、
予定曲のキ―チェックなどして臨みましたが、
いやいや、今回も先生は、バッチリとピアノ伴奏してくださったのです。

もう感動的でした。
金本先生jpg


昨日の先生の口癖。
『寄る年波には勝てないね~』でした。

いやいや十分既に勝ってますから~~。

そう言えば、前回の共演の時は
『年はとりたくないね~~』
って何度も言っていたな~~。

それって、私のイメージだと、6,70代くらいの人がよく口にする言葉なんですよ。
ようするに先生は、まだ60代くらいの感覚なんだろうな~と推測しました。
それくらいお若いのです。

今回の曲目は秋の歌を中心に、青い山脈や、
美空ひばりなどで、施設の皆さんもホント、元気に声を出してくれました。

終わってからふたりでお辞儀。
おじぎ

この写真、本当に感動で胸がつまりました。

施設の職員の皆さんも、
最近あまり元気のなかった金本先生が、40分も休みなく伴奏されたことに
驚かれたとのことでした。

音楽が、ピアノが、そして教え子との共演が、先生を元気にしてくれたのなら
本当に嬉しいことです。

『いや~~ダメだダメだ、全然指が動かない。今度はもっと練習しておくからね』
と先生。

また間を開けずに遊びに行きます。

いつまでもお元気でいてください!

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otonanoライブ終了!

【information】

<コンサート>

otonano ライブ出演

・2018-11-1(木) 19時開演
 ■横浜 関内ホール 大ホール
出演: 伊藤銀次、大貫妙子、カズン、楠瀬誠志郎(50音順)
otonanoライブ
otonanoライブ

終了しました!

カズン クリスマスディナーしよう!ライブ2018@新国立劇場マエストロ
・日時:2018年12月1日(土)
・開場:18時00分
・ディナータイム:18時30分~
・開演:19時30分~
・会場:新国立劇場マエストロ
・料金 先行特別予約19,000円
(高校生以下14,000円)
・住所:渋谷区本町1-1-1
  "新国立劇場3F restaurant Maestro
  京王新線初台駅中央口下車
  「新国立劇場」方面出口~徒歩1分
お申し込みはお早めに!

以上詳細
カズン公式ウェブサイト


夢の夜が終わってしまいました。

一昨日、リニューアルされた、横浜関内ホールで開かれた
otonanoライブ。

本当に本当に楽しかったです。
お客様も満員御礼。

立ち見の方もいらした、とのことで、
心よりありがとうございます。


今回は、カズンの曲を、伊藤銀次さんが
譜面からバッチリと作ってくださり、
大ベテランのバンドのメンバーの皆さんが
奏でてくださいました。

銀次さん始め、バンドの皆さん、
プロ級のプロですが、
リハーサルの時は、ひとつひとつの音を丁寧に作ってくださり、
リクエストがあったら何でも言って、と促してくださり、
本当に気持ちよく、涙が出るほど感動的な音となりました。

ここ数年、いや、10年以上、ピアノ1本でライブをやっている
私たちは、バンドサウンド、というだけで舞い上がりそうなのに
このメンバーです。

サウンドプロデュース : 伊藤銀次
ドラム : 上原“ユカリ”裕
ベース : 六川正彦
ピアノ : 細井豊
ギター : 田中拡邦

今回出演された、大貫妙子さんと、
伊藤銀次さん、ドラムの上原さんは、
山下達郎さんとの伝説のバンド、『シュガーベイブ』のメンバーで
その再結成に一番注目が集まったコンサートでもありました。

そこに恐れ多くも、私たちカズンが混ぜていただき、
至福の時間を過ごすことが出来ました。

そして、ポップス界の帝王、魅惑のボイスの楠瀬誠志郎さんが加わり、
今後、こんなコンサートはなかなか無いんじゃないかな、と思ってしまいます。

カズンのセットリストは、

誰も知らない街で
夢追いかけて
月と星と太陽と
冬のファンタジー
ココロの落書き

の5曲。

懐かしいカズン、そして今のカズン、
その両方を、与えられた時間の中で見てもらいたい、
との思いからの選曲となり、悩みに悩みました。

一番の悩みどころは、
列島縦断12000キロの旅のテーマソング、
『風の街』をやるかやらないか。

ちょうどNHKでも再放送されて、聴きたいんじゃないかなーって
私がこだわったのでした。

でも、数々の理由を鑑みて今回は諦めました。

是非、また別の機会にお届けします。

そんなセットリストでしたが、
結果的に、カズンのコアなファンにも、
また、カズンを知らない人たちにも
楽しんでもらえたかなと思っています。

コンサートは、まず最初に浪曲から。
なんと、ソニーの所属の演芸会のプリンス、
玉川太福さんの浪曲です。

彼らが、思いっきり会場を温めてくれたので、
これがこのコンサートの勝因?になったかもしれません。

そして、
楠瀬誠志郎さんがトップバッターでした。

楠瀬さんの声は、本当にインパクトと説得力があって、
私は袖で聴いていて何度も唸ってしまいました。
特に、『僕がどんなに君を好きか君は知らない』では、泣いたわ。

そして私たちカズン。

休憩を挟んで、
伊藤銀次さん

銀次さんのボーカルは、これまたアンニュイな、それでいて聴きとりやすく
いつまでも聴いていたいお声です。
笑っていいとも、のテーマソング、『ウキウキウォッチング』ではみんな盛り上がってましたね~。

そして大貫妙子さん
大貫さんの本物魅惑ボイスが聴きたくて集まったお客様も多いのでは。

突然の贈り物、や、横顔など、
よく知っているナンバーを、間近で聴くことが出来て幸せでした。

ラストは、全員で、
『ダウンタウン』を。

会場一体となって、♪ダウンタウンへ繰り出そう!と盛り上がりました。

言わずと知れた、『俺たちひょうきん族』のエンディングテーマ。
EPOさんが歌ってましたね。

銀次さんが、今日は土曜じゃないけどね、なんて言って、笑いを誘ってました。


終了後の皆さんとのショット。
zenin2.jpg

こちらは、カズンがデビュー当時からお世話になっていて、
カズン発掘の親でもある、ソニーダイレクトの加納さん、
そして、当時はレコーディングエンジニア、今は、カズンのツアーにもついて来てくれている
ソニーの曽我ちゃん、
そして、FMヨコハマのパーソナリティでもあり、今回のコンサートの司会も勤めてくださった
西本淑子さん(料理もプロで、今回ゼツ大に美味しい手作りアップルパイを差し入れてくれた!)も共に!
kanousan.jpg
デビューから23年の時を越え、今再び、このメンバーとお仕事させてもらえたこと、
感無量です。
懐かしい話にも花が咲きました。

最後に楽屋前でのショット。
gakuyame.jpg

以上、簡単ですが、備忘録までに
書きました。

そして近づくは、クリスマスディナーしよう!
です。
こちら、まだお席ありますので、お申し込み、お待ちしていますね!