fc2ブログ

仙台の避難所で

「僕のおうち、流されちゃったんだ。おもちゃも全部ないよ。」



先日、相馬市の後に訪れた仙台の避難所で、
とても元気でかわいらしい2年生の男の子が無邪気に言いました。


私たちにとってもなついてくれて、
帰りは、もう私たちの車に乗り込んじゃうんじゃないか、くらいの勢い


その避難所。

最初は千人以上の方が避難されてたそうですが、今は60人くらいの方が生活されていました。

皆さん自宅が流されてしまった人たちばかり。


マイクもなしに、
『ふるさと』、『風の街』を歌ううち、
ひとりの若いお母さんのすすり泣く声が耳に入りました。
その声は次第に嗚咽になって…



私も泣かないでいるのが大変で、自分の腕を思いっきりつねりながら我慢して、なんとか最後まで泣かずに歌い終えました。

そのお母さんもお別れには笑顔で握手してくれて嬉しかったな。

お母さんに限らず、
皆さん想像を絶するような困難をかかえながらも、前向きに頑張っていらっしゃる姿に、こちらが励まされるくらいでした。

ホント、仙台の避難所の皆さんは明るかった。

子ども達も、ヒロシにおんぶされたり、私にまとわりついて来てくれたりで
離れがたかったです。


『私たちは被災者ですが、何より“復興者”です…』
避難所の玄関の満開の桜と、飾られたばかりという鯉のぼりが
夜なのに輝いて見えました。



仙台を後に、深夜の2時に帰宅。

一度行ったくらいではもちろん何もわからないけれど、
今回の地震の甚大な被害を少しでも見られて、また実際に肌で感じられてよかった。
今後も何らかの形でかかわっていきたいと思っています。

相馬市長のお話も思うところいっぱいありました。
ヒロシのブログも見てください。

相馬市長、立谷秀清氏のメルマガも是非読んで欲しいです。
http://bit.ly/g6mY4L
登録してみてください。


また書きます。


写真は、翌日土曜日に東京にかかった虹。

スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トムさん!

そうなんですね~。
金沢も結構揺れたんですね。

津波の映像は何度見ても背筋がぞっとしてしまいます。
あれが現実だと思うとやりきれません。

的を絞った支援って、喜ばれるでしょうね。
できることを実践しいて、素晴らしいです。
人の為に何かする、ってことは自分の免疫力を高めると医学的にも言われているそうです。

ま、そんな理屈は抜きにしても、
とにかく、自分にできる何か、を探しながらいきたいですね。

ヒロシさんや、相馬市長のブログを見ました。

私は当日、金沢市内でも割と大きな地震を体験しました。
テレビでは、中継で津波が街を飲み込んでいくのを映していました。

心がとても辛くなって、特に赤ちゃんのミルクや紙おむつがないと聞いたので支援物資は赤ちゃんを優先しました。また、チャリティイベントでの義援金や被災された方や支援活動をしている知り合いを応援したり、出来る事はしようと思いました。

人の為でもあるけど、自分の心の為でもあるので、これからも続けたいと思います。

Re:涙

復興に力を貸すことが出来る専門技術を持っているこんまさんはすごいです

確かに今の国の、お役所のシステムは厄介ですね。
地震の時に、学校に子供を引き取りに行くだけで、すごい大変でしたから。
保護者から連絡がないと、隣の家の子供だって連れ帰れない。
連絡もなにも、電話が繋がらないんだから、その辺りは融通をきかせてくれないと。

可愛そうに、夜9時まで学校で親御さんを待っていたお子さんもいました。

確かに涙は不思議です。

『涙のゆくえ』の歌詞ではないけれど
『泣いても泣いても泣いてもどうにもならないこと わかってるのに溢れてくるの』
ですね。

泣いて少しでもスッキリするのなら、我慢しないでいっぱい泣いた方がいいですね。


また機会を見つけて是非行きたいと思っています。

涙は心のわだかまりや不安を洗い流してくれるもの。
被災地の皆さんは、全てを失っても、これからの未来に向かって歩んでいこうという気持ちが見えます。
これは、今回の被災者に限ったことではありません。
私が被災地に赴くのは、大抵死者が出た大地震。
悲惨な現状を目の当たりにしますが、被災者の方々は決してうつむき加減ではありません。これからの歩みについて、立ち向かっていこうという意欲が感じられます。
いずみさんの歌声を聞いて涙を流されてたお母さん。きっと、涙で心が洗われて、少しは晴れたでしょう。
私にはいずみさんのような力がありません。でも、街作りは出来ます。復興に力を貸すことが出来ればと思っていますが、国のシステムはいろいろとやっかいです。名古屋市は職員を被災地に派遣していますが、同じようなことができないみたいです。
これからも機会があれば、出来るだけ多く被災地に足を運んで、心の曇りを洗い流してあげてくださいね。