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虹の橋

おはようございます!

今日は朝から学校で読み聞かせをしてきました。


そう、娘たちは昨日元気に、いや、くたびれ果てて
旅行から帰って来ました。


川遊びをした泥だらけの洗濯ものと一緒にね(>_<)

幸い、キャンプファイアも、肝試しも、富士登山も予定通り出来たようでよかったです。



そんなお疲れモードの六年生相手に読んで来たのはこれ↓



『夢の旅~橋のつくり方』文・絵 たむらしげる


これは、昨年飛行機に乗った時に、
座席前のポケットに入ってる雑誌(SKYWARD)の中にあった短編もの。


おもしろ~い。
これなら子供でもイケるかも、と思い、ずっと取っておいたのです。


この読み聞かせ、毎回悩むのは本選び。

授業前の15分間だけでいかに子供たちの心を掴み、
また、心に残る本を読み聞かせられるか。

2,3ヶ月に一回くらいのペースで、毎回2冊読むのですが、
いつも長めの本と短めの本を選んでます。


『夢の旅』は、エッセー的で短い、あるふたりの旅人のお話。

ある国での旅の途中、深~い谷に道を阻まれた旅人ふたりは、
その国の人たちが自由自在に虹の橋を出現させては、
対岸へ渡っている光景を目にします。

(わ夢がある!)

しかし、旅人たちには、そんな風に虹を出すことができず、谷を渡ることができません。

その国の人たちが、かわるがわる、
とても親切に虹の出し方を教えてくれるのだけれど、旅人たちには出せず終い。


結局、純粋無垢なこの国の人たちだけが、虹を出し、この谷を渡れるんだ……と、
ふたりが諦めて引き返したその時……


谷に見事なふたつの虹がかかっていた。

しかし、旅人たちはそれに気づかなかった…。



というお話。


六年生なんで、この、ある意味中途半端ではがゆいとも思える結末も理解してくれるかな、
と思いました。

その後の旅人についてはご想像におまかせ…みたいにね。


事前に読んで聞かせたうちの娘も、読み終えて数秒後に、

『おもしろ~い…!』

と感心し、

『続きが知りた~い』

と言ってましたから。
(続きはあるみたいなんだけど、とくにこのストーリーの続きではないみたい。)


んで、今日の子供たちはと言えば…

皆さんかなりボーっとしてて、遅れて来る子もチラホラいたりしましたが、
おしなべて静かに、膝をかかえて聞いてくれました。

我が娘などは、話の内容を知ってるだけに
みんながどれだけ関心を示してくれるか気が気ではないようでしたね。

読み終えた後は静寂が残り、それぞれ、何かを感じたり、想像したりしてくれたことでしょう。


修学旅行の翌日、そのまま授業に雪崩れ込むより、
少し本でも読んで聞かせてクールダウンできてよかったのでは?


と、ママたちの都合のいい見解


かくゆう私も朝から声を出して本を読み、いいスタートが切れそうです。

ちちんぷいぷい!
私に虹の橋は出せるかな……


今日も1日。宜しくお願いします
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コメント

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Re: てっきり

あ、そうか。。。

全然結びついていなかったi-229

結びつけられたら美しかったのにi-237

ネットで話題の動物のお話。。。
知りませんでしたーーー。i-203

てっきり

『虹の橋』というから
てっきりあの詩のことかと思いました。

一時ネットで話題になった、動物と飼い主の話。

可愛がられた動物Ver.と、そうじゃなかった動物Ver.
どちらも最後はめでたしめでたし…で嬉しかった。

私は人間に置き換えて読んでましたけどね。

はるべいさん!

確かに言えてるね……。

今日は半日授業だったけど、きっと集中できた?ことでしょう!

そう願いたいものですi-235

よいクールダウンになったね~。

修学旅行の興奮の余韻を持ったまま通常の授業をしたら
気持ちを入れ替えるのは難しいよね。